便が出なくて、毎日苦しんでいる人は、多いでしょうね。
そんな人は生活環境を見直すと、改善する可能性が多くあります。
便に関して言うと、腸内環境が大きく影響しています。
便が出ない人の特徴
便が出ない人には、原因があります。
もちろん、人それぞれと言えばそうなのですが、統計を取っていけば、特徴が出てきます。
それを改善していけば、徐々にですが、改善していきます。
1.食事
便が出ない人は、食べ物が偏っています。
1.肉が大好き
2.野菜が苦手
3.水分を摂らない
こんな人は便が出にくい体質になっています。
肉が大好き
外国人の場合は、昔から主食がお肉な事から、体の構造が日本人と違います。
外国人の方は、体に残りにくいように、腸が短いんです。
なので、いくら肉を食べても、便として外に出ていきます。
でも、日本人は農耕民族のため、体の構造が違い、腸が長くできています。
肉を消化するのに適していない構造のため、食べれば食べるほど、体に残り、残れば腐敗して便が出にくくなります。
肉は「たんぱく質」で、吸収しやすいので、摂るべき食べ物ですが、摂り方は間違えないようにしましょう。
野菜が苦手
上でも書いたように、日本人は農耕民族なので、野菜は必要不可欠の食べ物です。
野菜は食物繊維が豊富で、腸内環境を整えるのには必要な食べ物です。
消化器官の活動が活発な方は、1日2~3回の排便があるそうです。
たくさん食べているのにあまり太らないという人も、排便回数が多い傾向にあります。
1日2~3回排便があっても便が適度に柔らかく、色が茶色ければ問題ありません。
多い人で2~3回しか排便がないわけで、便意が来る回数も限られています。
食物繊維を摂ることで便意の数も、回数を増やすことができます。
積極的に食物繊維を摂りましょう。
水分を摂らない
仕事など、今の社会で、水分を摂ることができない人も多いでしょう。
便は水分が主成分です。
水分が不足することで、固くなり外に出にくくなります。
過剰に摂ることは体に良くないですが、少ないと実感がある人は、水分を直接取らなくても、野菜など、いくらでも水分を補給する方法はあります。
意識的に水分補給する方法を考えて、摂取していきましょう。
2.肉体
便が出ない人は、体の肉体が便が出る環境ではありません。
便を出すとき、スルッと出ればいいのですが、それができない人は、踏ん張って出す事が多いでしょう。
それには、筋肉が必要です。
そうです。運動不足は便が出ない環境を作っているわけです。
運動といっても、アスリートのような過激な運動をする必要はありません。
適度な運動
ウォーキングなどの適度な運動を心がけましょう。息切れがしない程度の軽い運動でも、腸の活発化に役立ちます。
腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)が活発になればいいです。
そのためには、ウォーキングのような軽い運動でも、腸に必要な筋肉ができます。
運動不足な人は、心がけましょう。
3.心理
以前書いた、自律神経が関係していきます。
精神的に不安定な人は、体の代謝が落ちていきます。
そのため必要な血液が腸までいかず、腸内環境が悪くなってしまいます。
その原因は腸で産生される「セロトニン」という神経伝達物質の影響。人はセロトニンが不足すると不安を感じたり、精神的に不安定になるのですが、このセロトニン、実はその9割以上が腸管で作られているのです。
腸内環境が悪化してセロトニンの産生が滞ったら…。そうなんです、せっかくの幸せが消え去ってしまうかも知れないのです。
セロトニンは副交感神経に係わっていて、リラックスの神経です。
そのセロトニンは腸内で作らていて、ストレスなど、緊張状態が続くことで交感神経が前に出て、リラックスできない体になります。
そんな状況が続くと、腸内環境は悪くなり、悪玉菌が増えてしまい、便が出ない環境になってしまいます。
精神的に落ち着く努力をしましょう。
便が出ない人の気軽な対策【食べ物】
食べ物で対策しようと書きましたが、
・食べ物を変えたけど変化なし
・面倒くさいし、続かない
・子供相手だと難しい
そんな人は、サプリメントで体質改善するのをおすすめします。
食べ物の力はすごいですが、栄養の吸収はサプリメントの方がすごいこともあります。
当サイトでもおすすめしているものもありますので、ご覧になってください。