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ある年齢が来ると、更年期障害で悩む事も多いでしょう。
今の時代は、ストレス社会で、女性も男性も更年期障害が出ていると思います。
しかも、ある年齢と書きましたが、若くして、更年期障害の症状がでている人も多くいるらしいです。
特にですが、
・若くして更年期障害になる方
・男性で更年期障害になる方
・更年期障害の症状がひどい方
こんな方は、自律神経が乱れている可能性があります。
【更年期障害のイライラだって治る!?】自律神経とは?
まず、自律神経は何かを知らないと、いけませんね。
そして「自律神経」とは、自分の意思とは関係なく働く神経の総称です。
- 心臓や内臓を動かす
- 血圧や体温の調節
- 食べ物の消化
- 血管・瞳孔・汗腺の機能の調整など
このように生命を維持するのに重要な体の機能をコントロールしているのが自律神経です。
この「自律神経」はさらに「交感神経」と「副交感神経」の2つに分けることができます。
自律神経とは、脳にあるのですが、自分の意志とは関係なく、自分が1番快適な生活ができるように働いてくれる神経です。
交感神経、副交感神経の事を、1番知ってほしいキーワードです。
交感神経とは?
交感神経は、簡単に言うと、仕事モードの神経です。
・緊張している時
・何かを集中している時
・ストレスを感じている時
お昼に活動している時と思えばわかりやすいですね。
仕事モードと言ったのは、仕事中は失敗しないように集中しているわけですから、
集中している部位に血液を使うため、
使っている部位以外の所には、血が行きません。
だから、集中して作業ができるわけです。なので、交感神経は一点集中の神経です。
副交感神経とは?
副交感神経は、簡単に言うと、休みモードの神経です。
・家で休んでいる時
・寝ている時
・お風呂に入っている時
夜に家に帰って、リラックスしている時ですね。
さっきの交感神経と逆で、頭が働かずにボーっとしている状態です。
集中していないわけですから、どこも部位を集中して使われないので、
血の巡りが良くなって、体は温かくなります。
それで、体がポカポカして、究極のリラックス状態である睡眠に入るわけです。
バランスが大切
何事もそうですが、自律神経も交感神経と副交感神経もバランスが大切です。
夜眠る時は、副交感神経が働く。
昼活動する時は、交感神経が働く。
この流れを見ていると、交感神経が悪のように見えますが、活動するときは交感神経が必要です。
ずっと副交感神経が働いていると、ボーとして、集中できないわけです。
【更年期障害のイライラだって治る!?】自律神経と更年期障害とどう関係があるの?
更年期障害はホルモンバランスが崩れる事で、出てくる症状です。
更年期障害とは
ホルモンバランスの乱れが原因の身体的・精神的不調のことであり、自律神経失調症の一つです。
更年期を迎える時期になると、卵巣の機能が衰え、その結果、卵巣から分泌されている女性ホルモン(エストロゲン)の量が減少します。
もう書いちゃってますが、自律神経失調症(乱れ)が原因です。
女性ホルモンが関係するわけですから、上にも書いていますが、
重要な体の機能をコントロールしているのが自律神経なわけです。
自律神経が乱れているという事は、自律神経は脳にあるわけですから、指令を出すところです。
なので、司令塔である自律神経が乱れると、女性ホルモンの量も変になってしまうわけです。
【更年期障害のイライラだって治る!?】自律神経の乱れを治すには?
上を見てもらえれば、自律神経の仕組みを知ってもらえたと思います。
自律神経の乱れを治すには、何パターンか出てきます。
・血の巡りを良くする。
・生活習慣を見直す
・リラックスできるような環境づくり
この中でも色々方法があります。
血の巡りを良くする
交感神経は血の巡りを悪くするわけですから、物理的に血の巡りを良くすることで、体がリラックスモードにするようにします。
色々な方法がありますが、
・お風呂に入る(熱すぎない)
お風呂は熱いお湯が好きという方がいると思いますが、
熱いお風呂は、体温が急激に上がることから、自律神経が体温を下げさせようとします。
なので、体がそこに集中するので、逆に副交感神経が働きません。
血の巡りは良くなりますが、リラックスできないという事です。
なので、ぬるめの温度にしましょう。(40度以下くらい)
・生活習慣を見直す
生活リズムという言葉をよく聞くと思いますが、自律神経もすごく関係してきます。
今回は寝れない人向けに書いているので、睡眠の生活習慣を特に見直しましょう。
人間には、電気がない時代は、暗くなると寝て、夜明けとともに起きて、活動していました。
本能的に、夕陽を見ると、眠くなるわけです。
なので、自律神経の生活リズムもこのような働きが残っています。
夜更かしせずに、朝もなるべく早く起きるようにすることで、自律神経がうまく働く生活リズムを作りましょう。
・リラックスできる環境づくり
夜眠れない人は、交感神経が働いているわけですから、リラックスできていないわけです。
リラックスできないからこのサイトを見ているわけですから、
簡単なことは、リラックスできる環境を作ることです。
脳に影響が早い五感は、聴覚(耳)と嗅覚(におい)です。
五感(ごかん)とは、動物やヒトが外界を感知するための多種類の感覚機能のうち、古来からの分類による5種類、すなわち視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚をさす。
聴く(耳)というのは、音楽の事です。(音楽以外もありますが)
リラックスする音楽をきいたり、自分の好きな音楽を聞いたりするのはどうでしょうか?
においの場合は、アロマテラピーです。
アロマテラピー(仏: aromathérapie)またはアロマセラピー(英: aromatherapy)は、芳香療法、香料治療である。実際様々な方法が行われているが、一般的には、精油(エッセンシャルオイル)、または精油の芳香や植物に由来する芳香を用いて、病気や外傷の治療、病気の予防、心身の健康やリラクセーション、ストレスの解消などを目的とする療法である。
市販でも安く売られていると思いますので、いかがでしょうか?
それでも自律神経が乱れている人は?
薬ではなく、サプリメントなら、お気軽に使えますので、上の事をしながら、使うことをおすすめします。
相乗効果で、乱れが治りやすくなります。